特殊塗装
- HOME
- 特殊塗装
パウダーコート
パウダーコートの原理
パウダーコーティング(粉体塗装)とは、塗料に水や有機溶剤を含まない塗膜成分だけの粉状塗料を使用する次世代の塗装方法です。
静電気で帯電させた粉状塗料をアースされた素材に吹き付けることにより、粉状塗料を静電気の力で素材の表面に付着させるので、パイプや網状の複雑な形状の素材にも均一で高性能な塗膜形成が可能です。
※塗装後、焼付け乾燥が必要です。
パウダーコーティングのメリット
- 塗膜は高強度で、耐候性、耐食性、耐薬品性などに優れウレタン塗装などに比べて耐久性が違います
- 塗膜が厚く耐久性があるのでフレームやホイールなど飛び石などの影響を受けやすいパーツの施工に向いています。
- 静電気の力で粉状塗料が素材に引き付けられるように付着するため、熟練工でなくてもパイプや網状といった複雑な形状の素材にも、簡単に均一な塗装をすることが可能です。
- 塗料に有機溶剤や水を含まないので溶剤の揮発や排水を汚すことがなく、作業員の有機溶剤による中毒の心配もない環境にやさしい塗装方法です。
- 豊富な塗料カラーバリエーションからお選びいただけます。
パウダーコーティングの用途例
- オートバイ/自転車のフレーム
- ホイール
- ヘッドカバー
- ブレーキキャリパー
- 工業用機械
- 自動車/バイク部品
- マリン用品
- 金属であればあらゆる物に施工可能です
カラーサンプル
※写真をクリックすると画像が大きくなります。
カラーサンプルにはない新色もあります(*^-^*)
カタナのフレームです。
キャンディーピンクに施工しました。
斬新でいいですね!!
フレーム パウダーコート・グロスブラック
ガンコート
GUN-KOTE ガンコートとは
従来ラジエーターの放熱をするコア部分には、腐食防止の耐熱塗料が一般的でしたが、放熱塗料を塗ることにより、今まで最も放熱の高いとされていた地金の状態での銅フィン、アルミフィンよりも高い放熱性能が発揮されます。
サーキット全開走行で冷却水温-5℃のデータが確認済みです。
耐薬品性、耐腐食性も兼ね備えたコーティングのため、剥離剤、シンナー、ガソリンでも剥がれないほどの耐久性です。
耐衝撃性も高く(硬度9H)飛び石などのフィンの潰れ対策などにも最適です。
硬度は高いですが、塗装膜は非常に薄い塗料です。クリアランスが必要な場所などにも塗装可能です。
海外では拳銃、サバイバルナイフなどの塗装に使用されています。
ラジエーター・コンデンサー・インタークーラーのような熱交換器はもちろん、シリンダー・エンジンケース・ブレーキキャリパーなど放熱効果、塗料強度の必要な部品にも使用いただけます。
カラーバリエーションは豊富ですのでお好みのカラーをご指定ください。
カラーサンプル
※写真をクリックすると画像が大きくなります。
Z1エンジン
ガンコート・サテンブラック塗装
撮影が下手でグレーに見えます・・・
アップで・・・
フィンの奥までの塗装は苦労しました!
ガンコートは塗膜は薄いですが、耐衝撃性・耐薬品性・放熱性に優れてますからEGの塗装にお勧めです。
結晶塗装(チヂミ)
塗装表面が独特の結晶模様(ちぢみ模様)を形成する特殊な塗料です。
一般的に自動車やオートバイのエンジンのヘッドカバーやインテークマニフォールドなどに使われる塗装です。
タペット音などを軽減させる効果が期待でき、見た目に大変お洒落な塗装です。
カラーサンプル
※写真をクリックすると画像が大きくなります。
結晶塗装施工例
L型エンジン後期
タペットカバー施工後